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理刹主義-躁鬱病と診断された女-

昭和生まれ、社会生活より閉鎖病棟生活の方が長い。病的被害者ではなく社会的加害者の自白。

34分の4で人生は変わる

退院してから4年が経とうとしている。

この4年間で私は本来の人間になりつつあるのかもしれないことをなんとなく感じる。

 

10代の頃から希死念慮や自殺願望は誰にでもあるものだと疑わなかった。

私自身が常に持っていただけであって、それははっきり言って普通ではない。

普通ではなかったことを知るのはずいぶん後の話だ。

20代の頃は普通ではないことを開き直っていた。

私は精神異常者だと触れまわり、それまでの大切だった人間関係は崩壊した。

心身ともに充実していてよいはずの20代は非人道的に過ぎていった。

30代になり、もうそろそろ自殺しても良い年頃だと本格的に考える。

それは高校時代の恩師が現代社会の授業で「自殺するなら30まで生きてからにしろ」と諭していたからだ。

度重なる未遂はどこか自分の命を弄んでいたかのようだった。

自分の存在に価値などない。

そう思い込んで止まなかった時代が徐々に変わりだしたのは31になってから。

漠然とこのままではダメだと強く思い込んだことで人生はまるでリセットされたかのように「ひとらしい道」を選び始めた。

福祉施設に出会ったこと、そこに受け入れてもらえたと感じられる環境があったこと、支援を受けられたこと、ヒトとは死にたいと思っているものではないらしいことがわかり始め、私もそうなれたらいいなと穏やかな願望を抱きながら精神面を安定させるためにできる記録は全てつけ続け分析した。

それの成果はまだ未完成である。いまなお、よりよい状態に繋がるために日々セルフケアも欠かさない。

「セルフケアって、自分でケアできれば苦労しない」と感じていたのは2年ほど前までかもしれない。

 

完全に安定することは成し得ない。

いかにバランスをとるか、いかに自分を大切にできるか。

こういった考えにたどり着くまで、私には4年は必要だったのだと思える。

これはこの先も続いていく。1年後にはまた違った風景が見えているかもしれない。