通院
「可哀想な高校生」と形容した自らの発信力・発表力の類への謎が解明されつつある。 診察にて、主治医との会話の一部。 私:発表とかプレゼンテーションが得意だとずっと思ってたんですけど、実際はそうじゃないのかなって気が付いたんです。(深刻) 医:そ…
たとえば再び就労できたとする。 そうした時、私は常に、死んでしまいたいと思いながら働くのではないかと感じた。 しかも昔の私は、常に死んでしまいたいと思うことは人間として当然のことだと考えていた。 どうやらそうではないらしいことが、最近わかって…
たった一度ではあるが、まるで夢遊病のような症状があったことを主治医に伝えた。 専門的なことは分からない、過去にベゲタミンを飲んでいたことから、長いことフェノバールに変わっていたらしい。 この度レンドルミンという、ポピュラーで緩やかな薬になっ…
私が通う精神科の受付は午前中までだ。 朝10時半過ぎまでうたた寝をし、なんとか受付時間に間に合うよう到着した。 とても元気である、爽快である日、と 何も楽しくない、楽しめない日を、継続することなく繰り返していた旨を主治医には伝えた。 私は診察…
「若いのに大変だね」 四月並みの気温と予測される三月の穏やかな日中のこと、精神科病院の外に設置されているベンチに座っていたら白髪混じりの紳士に声をかけられた。 「私も23〜24の頃からこの病院にかかっていてね、もう、40年が経つよ」 適当な相…
主治医の見解が変わってきている。 今日たまたま、普段と違っただけかもしれない。 医者も人間だ、数えきれないほどの患者ひとりひとりに対して発言したことなど一言一句違わず覚えている方がどうかしている。 半年以上前である、主治医は私に対し、一般就労…
この1ヶ月ほどほぼうつ状態にあり、現実逃避的な思考から自殺を考えたり実行に移しそうになったりしたことで再入院を考えたりもした。 そんなことを外来で話した。 主治医は普段以上に大らかであるように感じた。 体調が良い状態、悪い状態に一喜一憂しない…
一日の中で躁鬱の波があると何日か前に記した。 しかしそれは病気の躁鬱とは別物らしいという説だ。 主治医の見解を聞き、一理あるような気がした。 5年、10年前のデータと比べ、私が安定して来ていることは明らかだ。 たとえば三日三晩寝ずに精力的に動…
今日は病院にいる。いつになく混んでいる。 私が通う精神科は予約制ではない。 悪天候であろうと、処方箋のタイミングの問題のみで大変に混雑する。 それにしても、待合室に座れないほどのことは初めてかもしれない。 なんとなく、であるが、今日は騒がしい…
今日の通院では私自身、いつになく落ち着いていたと思う。 自宅での座禅をする時間の効果であるわけはないが、この天候の変化の中、私は私でよく保っていると思われる。 診察で決まって聞かれることは睡眠時間と食欲についてだ。 睡眠の時間自体は9時間ほど…
約1年間、私自身は鬱状態にあるか、薬で怠さを与え余計なことをしでかさない状態にあることが望ましいと勝手に決めつけていた。 そこに第三者から素朴な疑問を投げかけられた。 「躁状態だと思う時は、発散した方がいいの?抑えた方がいいの?」 抑えた方が…
そう考えついたのは元日のことだ。 かれこれ2週間以上が経つ。 精神科にかかるようになってから約10年の間で、この発想はなかった。病気、病的な部分を治したいと強く思い続けてきた。 そんな中で、特別に清々しいわけでもない、なんとなくのひらめきであ…
なんとなく気分が上がってきている。 ひどく動けなかったのは2週間ほどだ。 (その中でも細かな波はあった) このサイクルを繰り返すのか、なんとなく上がった状態でしばらく保つのか、さらに上がってしまうのか、いくらか先を予測して危機管理ができればよ…
外来診察にて、ウツ状態であると診断された。 いまいち実感がない。 確かに着替えも億劫で受付終了時間ギリギリまで自宅にこもり、部屋着のスエットのまま化粧もせず外出した。 近頃作業所へ通う足取りも重い。 不安定な状態で安定(物議をかもす表現)して…
診察で、近頃ずっと明らかにテンションが高いことを述べた。 しかしそれを立証する行動が足りなかったらしい。 最終的に一般の範囲内であり、薬を調整して動けなくするほどではないと診断された。 これは新しかった。 おそらく「元気である」ことと「テンシ…
本日は4週に一度の通院日だ。 眠る時間が明らかに長くなったことと、反して休日に気分が荒むことはなくなったことを伝え、睡眠時の頓服薬が足りなくなったことから増薬を求めた。 また、些細なことからひどく落ち込むことや小刻みな気分の変動で落ち着かな…
強迫症を受け入れた方がよいと第三者に勧められた。 大変嬉しく思い、実行していきたいと考えた。 本日は4週に一度の通院だった。 睡眠を良質にするために薬の調整をしたいことと、希死念慮のことを診察にて話した。 私が通う病院では本人、あるいは親族の…
7年ほど診ていただいている、主治医の見解である。 どうやら、私はほぼ「通常の人」に近くなりつつあるらしい。 どれだけの誇大妄想があろうとも、希死念慮が根強くあろうとも、多かれ少なかれそれらは元来、18歳頃までに形成された心が持ち合わせている…
希死念慮という言葉を知った。 自殺願望とは異なるらしい。 どちらかというと私が常時持ち合わせるのは希死念慮だ(著しく躁に転じている時は除く)。 死にたいというよりは死ななければならないと考える。 これは思春期(小学校高学年)頃から持ち合わせて…