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理刹主義-躁鬱病と診断された女-

昭和生まれ、社会生活より閉鎖病棟生活の方が長い。病的被害者ではなく社会的加害者の自白。

最も強い野望

もしも、の話である。

一種の誇大妄想を現実的な野望に変えてみるとする。

そうすると、かねてより私が最もやりたいことは「芝居」だということが、自分の中でかなり明白になってきている。

舞台に立ちたい。

自分を使って人前で表現をしたい。

私を見た誰かの感情が動いたとしたら、私は死んで構わない。

あまりに大げさ過ぎて現実には誰にも打ち明けることができない。

極めて非現実的で自信過剰だとみなされ、それをくつがえす能力も努力もないからだ。

名のある俳優の方など、「人生は一度きりだからやりたいことに挑戦してみたかった」という理由から、脱サラのようなことを経てそういった業界に入ったという話も聞く。

それは成功者が言えることであることは重々承知だ。

それでも、この頃インターネットを使って密かに地域の劇団などを探している。

案外数がある。

しかしたいていが、「心身ともに」健康な方を募集している。

痛い目に遭ったのだろうなと複雑な気持ちになる。

努力した者が必ず成功するとは限らない、しかし成功した者は必ず努力をしている。

そんなフレーズはスポーツ漫画から教わった。

年齢に関係なく時間の自由のきくアルバイトで生計を立てながら、音楽家だったり、俳優だったり、作家だったりという芸術の分野、すなわち一般からは離れているとされる「夢」を現実のものにしようという努力を惜しまない人は実はたくさんいらっしゃると思う。

私もそうなりたい。

心身ともに健康?

上等だ、かかって来い。

 

……本当に思考の底から役者になりたいと強く願うならば、まず、誰にも何も言わずタバコなど吸わなくなっているに違いない。

仮定であってもしょせん誇大妄想なのだと、戒められるようになったのだと思おうとしている。

 

心身ともに「完璧に」健康な状態を「演じて」見学、体験にでも気軽に申し込めばいい。

そうすれば現実と妄想の区別が明確になるかもしれない。

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