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理刹主義-躁鬱病と診断された女-

昭和生まれ、社会生活より閉鎖病棟生活の方が長い。病的被害者ではなく社会的加害者の自白。

「自殺島」を自殺未遂してた奴が読んだ

題名の気になる漫画本をいくつも手にしては、1巻と4〜5巻辺りのあらすじを見た上で読むことをしないものが多い私に、この作品は1巻の時点、書くなればタイトルのみで気になる存在だった。

 

自殺島 1 (ジェッツコミックス)

自殺島 1 (ジェッツコミックス)

 

 

いわゆる「ネタバレ」なしで綴ろうとすると、

「『自殺島』とは、自殺未遂を繰り返す常習者が島流しにされる場所」だという。

しかもそれは政府が自殺未遂者たちに当てる更正資金や、医療機関にまわす財産が無駄である(実際の書かれ方のニュアンスは少し異なる)として、「生きる義務」を放棄した未遂者たちが「生きる権利」を切り捨てられるという形になる。

 

現在の私にとっても大層生々しい。

気に入った作品は読み進めるうちに過剰にのめり込み洗脳されかけるため、時間の関係もあいまって4巻で引き上げ、自宅で最終巻までのあらすじを探した。

実質、4〜5巻くらいまでで私にはちょうどよかった。

これは巻末表紙をみれば分かる範囲であり、各巻のまとめが「サバイバル生活」主体になっていく。

そういった類で考えると、「7SEEDS」に衝撃を受け過ぎた私にはふさわしくない上、サバイバルのいろはを知りたいわけではない。

 

7SEEDS 1  フラワーコミックス

7SEEDS 1 フラワーコミックス

 

こちらの作品は完全にSFで、人類が絶滅した未来において子孫を残すためだけに生きる若者たちの壮絶なサバイバルが題材となっている。

たまたま友人宅で読みのめり込み過ぎたものの、本が進むにつれ色恋が多くなったため現在保留中だ。

 

話を「自殺島」に戻す。

 

私がもっとも汲み取った点は、ひとりひとり、自殺の理由は異なるという点だ。

わたしの答えはあなたの答えではない。

たまたま、最近よく考えていた。

題材は違うものの、よくこのタイミングでこの本を…という気分になる。

私にはファンタジーや学園ドラマ、恋愛が主な題材のものを毛嫌いする傾向がある。

そういった点からすれば、この作品は非現実的なように感じられつつも私にとってはじゅうぶんに現実的で、ぼんやり読んでいては自分が死ぬというような錯覚に陥る、刺激的なものだった。

存在することの後ろめたさをなくそう、という少しだけ出て来た杭を打ちのめされた感覚はある。

しかし杭はまた出せばいい。(芽ではない)

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