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理刹主義-躁鬱病と診断された女-

1986年生まれ。 2002年、精神科受診を余儀なくされる。 2008年、精神科閉鎖病棟入院(病名不明)。 2011年、躁うつ病と暫定。 2017年までの約10年間入退院を繰り返す。

自信過剰な妄想

やはり引き続き「消えろ」が降臨する。

そろそろしんどい。

 

様々な患者さんと病棟でふれあい、私は医学的な意味での「妄想」は持ち合わせていないと考えて「強い思い込み」、「強迫症状」と表現してきた。

真にその症状で苦しんでいる方々に失礼だと考えるからだ。

しかし、私のものもじゅうぶんに「妄想」の類に入るのではないかと思うようになった。

 

女子病棟で比較的若そうな複数の患者さんがいだく「妄想」や「幻覚」、「幻聴」は、性的暴行を受けたり受けそうになったりするものが多いように感じた。

割とお年を召された方では、アイドルグループの男の子のことを自分の弟だと言ったりする。

それを現実だと「思い込んで」いる。

 

私の場合。

季戸あいらはブログから才能を見出されて著書を出版する。

中高生の若者や、躁うつ病の患者を家族に持つ方々に向けての講演依頼が殺到する。

出版物はベストセラー、絵画、演劇などマルチな才能を発揮し、作曲活動にも励むようになる。

クラシック曲にのせた辛辣な歌詞が話題を呼び、紅白歌合戦に出演する。

自らを題材にした閉鎖病棟が舞台の映画などを多数手がける。

「理刹主義」はその年の流行語大賞に。

これらは西暦2020年までの間に起こる。

 

と、「思い込んで」いた。

1ヶ月半ほど続いたこれらの「妄想」には疲れさせられた。

未来を非現実的に思い込む。

思い込んでいるうちは非現実的だとは思わない。

想像が進む時、自分がどんな立場にいようと関係ないのだ。

 

入力しているうちに、ただの「自信過剰」と表現することが相応しい気がしてきた。

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